No one is more qualified to write such a book than Nishitani Keiji, whose lifetime coincides with the rise and flowering of the Kyoto School and whose own critical contribution to Japanese thought has been so important.

考えに考え抜き、自分の底を突き破った先にあるものは――。世の不条理、生きる悲しみ、人生のさだめなどを、歩きながら沈思黙考し、「日本人の哲学」を誕生させた西田幾多 ...

世の不条理、生きる悲哀などの根源は? “難解”な哲学から碩学が日本的精神の核心に迫り、「今」を読み解く。

膨大な資料をもとに魅力あふれる西田の素顔を描きだし、彼の言葉に豊かな広がりを与える決定的評伝。

戦後の西田排撃の過誤を悉く解明した問題作

日本最初の哲学書といわれる「善の研究」の執筆者で近代日本を代表する哲学者、西田幾多郎。 ...