... 一聯の「身をあげて活ける牲」にその発想においてつながっており、 Keats , J .: The Poetical Works of Keals , 「胸の底のここには」は、このような藤村詩の特質を端的藤村は一九〇四年(明治三十七年)に、『若菜集』、『一葉舟』『夏草』、『落梅 ... 全詩業 ...

... 夏に『一葉舟』や『落梅集』から散文の部を省いて、合本一卷とした。私の詩集 ... 若菜集』の中に、仙臺時代以前に書いた二三の古い詩を見つける。『君と遊ばむ ... 草』の中からで、『若菜集』や『落梅集』からも長短數篇を省いた。題目等もこの抄本には ...

小田切進. 12 月 18 12 『藤村作品叢書』全九冊の刊行を始める( → 2 ・ 10 ・ 30 )。 2 日河上徹太郎「私の詩と眞實」(『新潮』 28 ・ 1 ~ 28 ・ 22 )が第五回読売文学賞を受賞する。翌年一 ... (若菜集、一葉舟、夏草、落梅集)四真三五 0 圓 2 ・ 12 ・ 1 ...

◎ 72 くはなつて居る之れ氏か時代と共に ◎藤村の詩人たる生涯は、其の情調詩格に於ても、其の傾向に於ても、前後二種の異つた風味を帯びて居る。「若菜集」時代は、全く叙情脈であるが、「一葉舟」「夏草」、「落梅集」と進むに従つて、叙事がくを占 ...

室生犀星. 明治三十年二十六歳で詩集『若菜集』翌年詩文集『一葉舟』、詩集『夏草』を出す。斎藤緑雨、蒲原有明、高安月郊を知る。明治三十二年から小諸義塾の教師となり、三十七年までこの地にいた。詩集『落梅集』『藤村詩集』、小説『破戒』を執筆明治 ...

... 一『落梅集』の世界の開幕雅言から漢語併用へ島崎藤村は『若菜集』(明治 30 年 8 月)刊行頃から約一年間、詩作を中断していたが、明治 3 年 8 月の「反省雑誌」に発表された『夏の夢』六詩 ... 葉舟』(明治 31 年 6 月)『夏草』(明治 31 年 12 月)と趣を異に ...

... 若菜集』刊行以前のことである。そんなはやい時期に藤村は、透谷のいう「内部の生命、精神の自由」に触れ、それを吸収した。「内部の生命・精神の自由」は近代の精神の中核をなすものであり、近代詩が背負う課題だった。内部の生命――これは詩 ... 一葉舟』『夏 ...