... 萬葉集語法の研究に當つて、われわれが最初に注意しなけばならぬのは、上述のやうな諸點であると思ふ。今、語法研究の基礎となるべき部門の各種にわたって詳細の資料を擧げるのは、本稿の主とするところではないから、大方は省略にしたがっておくが、その ...

... 集と上代方言東條操學苑(七、六、六月)九頁萬葉集中の方言資料。二、萬葉集巻十四。三、萬葉集巻二十。四、音の特質。五、語法の特質。月)三頁防人歌覺書久德高文水甕(二七、五、五月)五頁防人歌といふこと、駿河國防人歌と詩経につきて記す。短歌における語 ...

... 法研究の上でも、學徒の蒙を啓かれた點が少なくない。そして今度始めて活字化された、この『萬葉集語法研究助動詞篇』こそ、先生晩年の、最も風韻に富む、時代語法の御勞作と申してよいのではなからうか。きししかは、大體過去をあらはすが、「いにしへゆ ...

... 研究が語法の問題と關聯することの多いことは、現時のやうに用字例の研究の盛になって来た今日においては、今さら繰返してこれを論ずる要もあるまいと思はれるが、わが国の古文献が、漢字の正用假用により、漢文の正體變體によつて記述されてゐるといふ ...

... 語法研究の中から」〔橋本進吉博士著作集第五冊『上代語の研究』(一九五一年)〕。( 3 )浜田敦「肯定と否定」、同「上代における願望表現について」(「國語史の諸問題」(一九八六年)〕。西宮一民「上代の所謂ズハの意味」(「上代の和歌と言語』(一九九一年) ...

... 萬葉学会事務室あてにお願いいたします。投稿資格は会員に限る。一、内容は萬葉集とそれに関連する各分野研究論文とする。一 ... 語法研究を振り返りながら、萬葉歌の訓法の見直しを提示するもの。影山論文は、テクスト上で解決のつかない配列の問題を ...

... 集山口麻太郎著南島方言資料東條楊林著蝸牛考柳田國男著一六 B 1 KB 01 1 11 言語誌叢刊藤岡勝二等編昭和五、七 1 現今雄辩大家論說集北识漁夫輯明治 10 B 以一萬葉期以前の國語研究に關する卑見(上田萬年)國語史仁萬葉集的位證(吉澤義則)苑藥語法研究 ...

... 萬葉集(本文篇・訳文篇・各句索引)』(共著)、『萬葉集語法の研究』があり、『校本萬葉集(新増補共編)』の編集に携るなど、古代和歌中心に研究されている。佐竹昭広(さたけあきひろ)木下正俊(きのしたまさとし)大正二年、鳥取県生れ。昭和十三年、京都 ...