素粒子の描像として質点的描像を離れ、「ひも模型」を南部陽一郎とともに先駆的に提唱した著者の労作。

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素粒子物理学における標準理論(最小の標準模型)の概要を本格的に解説。

... 素粒子の構造についてはクオークによる複合模型をはじめさまざまな模型が提出されている。著者は,素粒子に時空的な拡がりを考える立場から、自らの研究を軸に、剛体・弾性球の運動の量子論的扱いから出発し,これを一般化して拡がりをもつ対象の相対論的 ...

素粒子とその間に働く相互作用を記述する標準模型は、提唱から半世紀を経て、ヒッグス粒子の発見で確立に至ったといえる。本書では、標準模型を超える理論について解説。ニ ...

... 素粒子物理学の一断面」,「科学」 44 ( 1974 ) 658-665 . [ 79 ]後藤鉄男『拡がりをもつ素粒子像」,物理学選書,岩波書店( 1978 )。[ 80 ]田中正石田晋編「素粒子の拡がりと模型』,新編物理学論文選集 62 ,日本物理学会( 1975 ) . [ 81 ]原康夫「素粒子 ...

... 素粒子に関するゲージ理論とは、素粒子の相互作用がゲージ場を介して起きるとする理論である。この考え方を押し進めたのが素粒子の標準模型 ... 拡がりは存在するが、その拡がりはきわめて小さい。つまり、 3 次元空間の全ての場所に、小さく縮んだ船座標の ...

標準模型を解説し,それを超える道を提示

... 素粒子や量子場は「モノ」じない、と述べました( 「素粒子は「単なる穴 ... 拡がりを持つ素粒子」という発想から、小さな「超ひも」が考え出されました。しかも「閉じた丸い超ひもが重力」な Dブレンの配置は段ボルとちうつがいのよう 次の模型をご覧くださ.

最もミクロな世界の主役で物質構造の基本粒子である素粒子の物理学のさわりの部分のわかりやすい教科書。本書では、現在までに行われた素粒子の実験をほぼ完全に説明する「 ...