... 企業論」『一橋大学学問史』四四二頁。( 13 )前掲「日本労働問題の特質」五七七―五八五頁。前掲『英国産業革命史論』一〇六一一〇七頁。( 1 )上田「社会改造の理論と企業家の位置」『如水会々報』第一号、一九二〇年、四〇一四一、四六頁。( 15 )前掲 ...

... 社会改造と企業の関係について、如何に情熱を傾けて研究していたかを紹介するために、同じ頃に出版されたシュモラー及びリーフマンの著書翻訳の序文のなかから先生の言葉を引用したい。大正十年九月に書かれた上田先生校訂増地庸治郎訳のシュモラー著「企業 ...

... 企業という経済単位の研究を出発点として漸次社会改造の問題を取り上げるように導かれ」たのであるが、その主張するところは「社会主義或は官僚的国家主義によらざる社会改造」にあった。そして、こうした立場からの論策が最も鮮かに展開された時期は大正 ...

... 社会にとって望ましいかです。一見、すぐに解雇せず、国がお金を出して企業や従業員を支えるほうが、社会的に安定するように見えます。ただしこれは経済停滞の期間が短く、その後の産業構造もあまり変わらない場合です。その一方で、経済停滞が長期化し ...