... 発想の諸様式で、清水太郎氏が「日本人の自然観」について興味深い考察を行っている。また、自然については儒教的伝統が重視されねばならぬが、この点は、丸山真男氏「近世日本政治思想における”自然〟と〝作為」などを参照。さらにこの期の自然観念には ...

... 発想の諸様式(伊藤整・清水幾太郎編)日本人の自然観(清水)、自己超越の発想(武田清子)、反俗精神(武田泰淳)、進歩主義と反進歩主義(寺田透)、日本の折衷主義(鶴見)、政治的「未来図」の発想様式(香内三郎・日高六郎)、非政治的態度とその意義(荒瀬・佐藤 ...

... 諸様式の上に打ちたてられたという生産諸様式=経済次元(したがって「共同体」の裡 ... 発想の蹉跌もまた「共同態」という課題のもつ現実性から(観念的に)離脱しそれを ... 諸条件とこれに対応する(ないしこれらとは独立的の場合もあ -りえるが)種族的性格 ...

... 発想の諸様式』(一九六〇年刊)の編集会議で、「自己超越の発想」の項を私に書くようにと提案されたのは丸山さんでした。「一緒に考えて下さいよ」と言ったように思います。その後、私の考えた案は次のようなものでした。(私のことにわたって恐縮なのです ...

第五発想の諸様式 5 判断叭近代日本思想史講座全 8 巻別巻 1 日本的発想の基底を探るマルクス・レーニン主義教程社会集団と思考様式・日高六郎・香内三郎 123 各一〇〇円□主義教程刊行会訳論体系のすべてを簡潔平明焼き、日本の折衷主義・ 45 各二〇〇円 ...

... 発想の諸様式』の巻頭論文として書かれたもので、この巻の編集企画を担当した清水自身が「まえがき」(伊藤整と連名)において「思想そのもの、というよりも、思想が始まろうとする地点に横たわる諸問題、あるいは、まだ思惟が感情や意欲から身を解き放つに ...

... 発想の諸形式』(伊藤整)、『発想の諸様式』(近「発想」の問題が日本で注目をあびてきたのは、逆説的にいえば、日本のマルクシズムの不毛性に刺激されてである。ながいあいだ、日本のマルクシズムにおいては、一般に思考とは、ただ一つの真理の認識に到達 ...

... 発想の諸様式 ISBN4-480-30101-1 日本人の自然観(清水幾太郎)二自己超越の発想(武田清子)三反俗精神(武田泰淳)四進歩主義と反進歩主義(寺田透)五日本の折衷主義(鶴見俊輔)六政治的「未来図」の発想様式(香内三郎・日高六郎)七非政治的態度とその意義:危機 ...

... 発想の諸様式。日本人の自然観(清水幾太郎)、自己超越の発想(武田清子)、反俗精神(武田泰淳)、進歩主義と反進歩主義(寺田透)、日本の折衷主義(鶴見俊輔)、政治的「未来図」の発想様式(香内三郎・日高六郎)、非政治的態度とその意義(荒瀬豊・佐藤忠男) ...