子どもとのワークに関するさまざまな基本概念を探究すると同時に、臨床資料によって、子どもの長期的な心理療法過程で臨床家が誰しも体験する苦労を取り上げて分析してゆく ...

過酷な生育歴をもつ施設の子どもが、セラピーで心を取り戻し自ら育みだす過程を、事例を通して解説。

子どもを取り巻く厳しい現状の中で、子どもを対象として援助活動している臨床心理士は多く、その領域は拡大している。総論では、子どもの心の発達及び心理療法の理論・方法 ...

長期におよぶ,ある少年との心理療法のプロセスを治療者とクライエントの心の通いあいを軸にたどった本書初版は,幾度か版を重ねてきたが ...

セラピストは、クライエントになる子どもと出会うとき、どんなことを考え、どんなことを感じるのだろうか。本書は、5年間におよぶ、ある少年との心理療法のプロセスを治療 ...

日本神話に支えられた心理療法。クライエントと向き合う治療者の無意識に「子どもイメージ」がよび起こされ、治療者は全身に痛みを感ずる。クライエントと治療者の無意識が ...

タビストック・クリニックのトレーニング内容を紹介し定評ある書籍をリニューアル。改訂では英国と日本での新たな効果研究を加えた。

本書は、子どもの心理的援助を構造的に理論から実践まで論じた重要論文「子どもの精神療法における治療的な展開」を含む、著者の臨床の原点ともいうべき著作であり、ごく初 ...