ヒトの道徳性はどのように進化したか。協同相手への配慮と敬意が集団全体に広がり、「客観的」道徳性が生み出されるまでを描き出す。

人類学は文化をもった生物としての人類を解明する学問である。そのなかで身体的側面を研究する領域を自然人類学、生活文化の側面を研究する領域を文化人類学というが、本書 ...

宇宙が生まれそして140億年後に人類が登場する。この壮大な時の流れを科学はどのように理解しているのだろうか。

「ヒトらしい思考」とはどんなものか?他者との協力を可能にした「志向性の共有」を切り口に、多様な社会や文化を築き上げたヒトの思考の進化を探る。

炎と地球と人類とを活写する壮大なドラマ

動物と人は異なる生き物なのか? 人類とは何か? 雄大な構想力で、動物と人との境界、人と人との境界を問う、渾身の大作。

霊長類は、食物が豊富な森林という楽園で、進化してきた。この生態的背景が、元来は植物食であった霊長類に、肉食獣的性質をも内包するという、二面性を持たせた。この傾向 ...

... 人類は自然とのかかわりを文化として蓄積してきた。言いかえれば、自然環境の一部として人類は文化的進化により半独立的な ... 誌研究会の 16 年余りにわたる環境教育教材の開発実践から整理提案されたものであり、この方式では人類が自然を文化として ...