『崩壊した帝国』で、ソ連邦崩壊を十余年前に予言した著者が、崩壊後の新資料を駆使して“レーニン”という最後の神話を暴き、「革命」の幻想に翻弄された20世紀を問い直す ...

最後のレーニン博物館長が、レーニンについて、ロシア、ソ連はじめ、世界の信奉者も反対者も含めた客観的で真実の資料から書きおろす。

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明治、大正そして昭和の時代に、日本においてもこんなにも堂々と、そして生き生きと、革命について語る人々の形象。またレーニンの口から語られる素直な言葉と、あからさま ...

『国家と革命』の問題点を全面的に解明する

... レーニンについていうと、彼がベルンシュタイン主義者らを呼ぶのに「修正主義」という用語を使いだしたのは、一九〇七年ごろからのようです。たとえば、一九〇七年五月の第五回党大会での演説で、メンシェビキのツェレテリの議論を批判するのに、この言葉 ...

... レーニンについてである。どこか畏敬の念というか、温かい感情までを発露している。共産党書記長のとき、レーニンの著作から学んだことをためらいもなく書いている。ゴルバチョフはレーニンを実践的に読んだよろだ。こんなくだりもある。 1983 年 ...

ロシア革命とは何だったのか―。レーニンと革命の跡をたどり、同時に現在のロシアを訪ねる旅。