フランスを救うために戦う少女、ジャンヌ・ダルク。神の声に従い突き進む彼女の壮絶な生涯には何があったのか。その謎とともに描かれる人間ジャンヌの姿。

〈奇跡〉は起きたのか？ 13歳で神の声を聞き、17歳で剣を取って祖国フランスの危機を救い、19歳で火刑台に散ったジャンヌ・ダルク。数々の伝説につつまれた「奇跡の乙女」の ...

裁かれるジャンヌ・ダルクは、ほんとうに神より遣わされし者なのか？国王シャルル七世の寵臣ジョルジュは、自らの地位を脅かしかねぬ女(ジヤンヌ)の素性を洗い出そうと心を ...

... ジャンヌ・ダルクの真実の物語は、人の羨望や時代に勝利するであろう」と、 19 ヴォルテール自身、この作品で歌っている。( 22 )ジャンヌの偉大さを讃えるのに、これ以上の美しい賛辞がありえようか。彼女の身につけた白い甲冑程に堅固な「うそ」の甲冑を ...

パリからジャンヌ縁の地オルレアン、ロレーヌ、そして隣国ベルギーまで、聖女ジャンヌの加護のもと、フランス中世と現在を往き来しながら町と人と歴史の交流を綴る紀行エッ ...

神の声を聞き、戦闘に加わった15歳の少女。ある時は英雄、ある時は魔女に。19歳で命を閉じたジャンヌの秘密に迫る画期的な1冊!

ジャンヌ=ダルクが「救国の聖女」の極印を打たれてすでに久しい。 この通貨はいまだに有効で、なにか動乱があって女性が登場すると、すぐさまジャーナリズムは「現代のジャ ...

痛快で、やがて悲しい――。ジャンヌ・ダルクの生涯を一言であらわすならば、このようになるでしょうか。時は15世紀、英仏100年戦争の末期。フランスを二分する未曾有の国難 ...