文化人類学は、フィールドワークを通して、他者を理解し、さらに自文化=自分自身を見直す営みである。しかし、時には予想外の出来事にとまどい、立ちつくし、絶望すること ...

すきまなく縫いこまれた刺繍の一針一針には、濃密な暮らしの時間が流れ、人びとの生きる自然や社会が描き出されている。一人の手工芸支援者が自らの足で収集したコレクショ ...

インド発祥の染織プリント「更紗」。インド更紗から和更紗まで世界の文様コレクション、現代インド、日本に伝わる技法も紹介。

トラウマという概念がどのような歴史的経緯を経て成立したのか、また、それが文化、社会的にどのように理解され、表現されてきたのか。さらに、トラウマを典型とする社会的 ...

文化人類学、ジェンダー研究、美術・工芸史、ファッション研究...さまざまな視点から、いちばん身近なものづくり=「手芸」の輪郭をあぶり出す。「つくる」「教える」「仕分 ...

牧畜を生業とするラバーリーの「道具を使用しない」織技術。彼らの生活・儀礼に深く結びつく染織が明らかに。

モノが世界を撹乱し、あらたな地平にわたしたちを導く。人とモノと身体のめくるめく交感を描くシリーズ第2巻。

身体保護、集団としての同化と差異化、そして美と個性の追求...。「装い」をめぐる歴史と動態の比較から世界の地域と民族の現在を考察する。