グローバリズムのなかで日本社会はどこまで国際化したか?新稿「日本文化の特殊性と普遍性」を増補日本文化論への視座を確立した決定版論集。
... イデオロギーとしての日本文化論』は、ノンポリならではの「シニシズム」と「ニヒリズム」で、精粗とりまぜたいくつかの視点を併存させている。気がついた箇所をわたしなりにまとめると、 1 国際化にともなう外国からのさまざまな「侵略に対する防衛の ...
有史以来の連続性が自明視されてきた「日本」というわくぐみを「いま/ここ」という視点から徹底的に解体し、神学的思考にまどろみながら抑圧主体であるとの自覚のない知識 ...
... 日本人論の方程式』( 1995 年、ちくま学芸文庫)、第 3 章と第 4 章 ... 日本人論の方程式』、第 5 章と第 6 章第 6 週目、同『日本人論の方程式』、第 7 章と第 9 章第 7 週目、同『日本人論の方程式』、第 12 章、ハルミ・ベフ『イデオロギーとしての日本文化 ...
戦後日本の文化とアイデンィティ- 青木保. 究に際して留意した、「相対的認識」の視点を欠くと、単なる日本知識人「非難」になってしまうのである。一九八四年には、日系アメリカ人の文化人類学者ハルミ・ベフが、「イデオロギーとしての日本文化論」を ...
... 日本文化論」なるものは、「ある目的」のために都合の悪い材料を無視し、都合のいい材料だけをかき集めて捏造した虚構のイデオロギーでしかないのである。氏は、著書のなかのインタヴューとは別の論考で、この見方をさらに敷衍し、「イデオロギーとしての日本 ...
... として、水本徳明「長野尋常小学校を中心とする校長渡辺敏の学校経営」(『日本 ... イデオロギーとしての日本文化論』思想の科学社、一九八七年、五四六七頁。杉本良夫「日本文化という神話」「岩波講座 ... 日本文化研究の知見が取り入れられたものが多い。